奇しくも国内の某アーティストの薬物による逮捕と鑑賞のタイミングが重なってしまったわけだがそれはともかく、スターと呼ばれる存在には常に孤独が付きまとうが、彼の場合もっと人生の根本の部分から大きな孤独を背負って生きなければならなかった。つまり過去を捨ててスターになる道に進んでも結果は変わらなかったのだが、ロケットは一度打ち上がると止まることを許されない。ようやく立ち止まることができ、復活を遂げてのI'm still standing、狂ったMVの再現はよくできた構成だったと思う。あと言われてみればちょっとエヴァンゲリオンっぽい。