ぶみ

ディープ・ブルー2のぶみのレビュー・感想・評価

ディープ・ブルー2(2018年製作の映画)
2.0
ダリン・スコット監督、ダニエル・サブレ主演による海洋パニックアクションで、レニー・ハーリン監督『ディープ・ブルー』の続編。
製薬会社の海底実験施設で、知能が向上したサメに襲われる人々を描く。
前作が1999年公開であるため、まさかの19年の時を経て続編が作られるとは思ってもみなかったが、その出来映えは、いかに。
前作がトーマス・ジェーン、LL・クール・J、サミュエル・L・ジャクソン等を擁し、数多あるサメ映画の中でもトップクラスの完成度を誇っていたのに対し、本作では知名度の低い俳優陣はしょうがないにしても、予算不足のせいか、全てが残念な仕上がり。
予算と面白さが比例するとは限らないが、安普請なセットを筆頭に、捻りがなくご都合主義満載の脚本、緊迫感ゼロの演出と、どこをとってもザ・B級。
時折、前作をオマージュしたようなシーンもあるが、逆にそれが痛々しい。
もはや、『ディープ・ブルー』を名乗る資格はなく、別物として観たとしても、残念極まりない駄作。

サメがオタク嫌いでよかった。
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