TV版総集編、外伝を経てようやく本作を鑑賞。途中で寝てしまったのを繰り返して、3度目でようやく見終わった。評価が凄い高いから期待してたのよ。でも、前作でなんとなく感じていたものが変わることはなく、むしろマイナスに。
以下ネタバレ感想
映像はメチャメチャ綺麗、水の透明感や雨の景色など、それらにとやかく言う必要もない。キャラは瞳の色が皆違ったり、独特の衣装(正直あまり好みではなく、あのドレープはあり得ないなど、ツッコミどころ多数)だったり、まぁそれもいいでしょう。
でも、話があまりにも普通では? 特に少佐との恋愛は深みがなくありきたり。その辺の三流恋愛モノと大差ないと感じた。
折角手紙というモチーフは良かったのに、それが十分に活かしきれなかったかと。少年の気持ちを書いた手紙の内容もありきたり、しかも友達への別れは、この先ライバルであるだろう電話が担っちゃったし。。。
TV版での作家の話や、死にゆく母が娘の50歳までの誕生日に向けて残した手紙のエピソードは良かっただけに、本作は少佐との再会がメインになってしまった故、ファンには嬉しいだろうけど、私にはつまらなかった。