キャスティングのせいでお金盗んでる奴とか亜弓殺した奴とかすぐ分かるし動機も分かる。けどこの映画はそこに重きを置いてない。
郁男がクズで、どんどん堕ちて堕ちて、ほんとの最後の方でやっと再生したくてもがいて、これから…ってとこまでの話。
ギャンブル大っ嫌いなのでほんとしんどかった。
周りが柄悪すぎるし、ヤクザの世界なんだけど、すごくリアルだった。漁師町って利権?ヤクザと関わりあるイメージあるし、縦横の繋がりすごい。郁男の生きてきた地域的なとこもリアルだった。苦情こなかったのかな?
震災についてセリフの中では少しだけ触れつつ、所々の映像でも触れてた。まだまだ過程の中なんだと気付かされる。今後こんな時があったと、凪がきたときに思えるように。
評価としては吐き気がしちゃってしんどいのと、ギャンブル大っ嫌いで嫌悪感があって低め。