ミーハー

護られなかった者たちへのミーハーのレビュー・感想・評価

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)
2.8
生活保護に携わる仕事はただでさえ善と悪の見極めも大変で心労がすごいのに、そこに震災の影響もあって、なんともいえない気持ちになる。
被害者にも正義があったのだろう。このストーリーは護られなかったもの側からの視点であって、護るべきだったものからすると少し違ってくる。
確かに護られるべきだったけど…
という難しいことは抜きにして、少女の心の中で疑問や怒りが静まらずにそだってしまったことが悔やまれる。それももとを辿れば震災でそれぞれが身内を失い、職を失い、心をズタズタにされたことが根元で…

ほんとなんにも語れない。林遣都演じる後輩刑事と同じく。それ以下の震災の被害のなかった場所で過ごしているから、余計になにも言えない。
ミーハー

ミーハー