こちらあみ子のミーハーのネタバレレビュー・内容・結末

あみ子に気持ち悪いとこ1から教えたとしても「なんでそれが気持ち悪いんじゃ」と不思議がるだけだろう

子育て中の身として、あみ子の生きづらさをおもって苦しくなったり、周りの気持ちが分かって自分のことのように苦しくなったり。
「あみ子には分からんじゃろ」
これは絶対言っちゃいけないんだけど、気持ちはたまらなく分かる。
あみ子の「みんな教えてくれん、ぜーんぶ秘密にする」ではっとさせられた。
一生懸命向き合って伝えても全然伝わらないもどかしさが子育てにはあって、それでも諦めちゃいけない。親は子に向き合わないといけない。責任も愛情も注ぎ続ける。

みんな見えてる景色も聞こえる音も違う。

父親に置いて行かれたあみ子を不憫に思うけど、あみ子はそんなにつらく悲しんでいるのだろうか。またみんなに秘密にされて分からないことが多いまま、両親は離婚したけどお父さんどこに帰ったのかな、なんでかな、くらいだろうな。
勝手にあみ子のことを可哀想と思うのは間違ってると気付かされた。