40年前、雪山のホテルで父親に殺されかけたことがトラウマになっているダニーは、人を避けるようにして生きてきた。同じころ、彼の周囲で子供ばかりを狙った殺人事件が連続して起こり、ダニーは自分と同じような特殊能力によってその事件を目撃したという少女アブラと出会う。事件の真相を探る二人は、あの惨劇が起きたホテルにたどり着く。
夏なのでホラー映画3連続鑑賞。1本目。
「シャイニング」公開からおよそ40年後を舞台に描く。本作の公開もそれに合わせたのか、前作の公開からおよそ40年後。
映画版「シャイニング」は原作者のスティーブン・キングが認めていないというのは有名な話。そんな中、映画「シャイニング」の正当続編として作られつつも、原作「シャイニング」をしっかりと完結させる作品として、高い完成度を誇っていた。
前作を見ている人だったら、思わずニヤリとしてしまうような、対比的なシーンも多く前作のリスペクトを物凄く感じる。しかしながら、結末はしっかりと原作に寄せており、絶妙なバランスで仕上がっていた。前作とはジャンルも雰囲気もかなり違っており、、当初思い描いていた様なホラー作品ではなかったので少し戸惑った。賛否両論分かれる作品ではあるが、個人的にはかなり楽しめた。
