前編に続いて後編の本作も鑑賞。
前編では回想の登場だった
外部太陽系戦士も参戦し、
デッド・ムーン編の完結が描かれるが、
前編に続いて不満は多かった。
序盤にかけての外部太陽系戦士が
参戦していく下りは、
時間をかけ過ぎない上で物語が
盛り上がって良かった。
又、何気にセーラー戦士10人が揃っての
劇場版は本作が初となるので、
その点は映画館で観れて良かったと思う。
しかし、物語としての不満は多かった。
原作通りと言われればそれまでだが、
問題が発生しても直ぐに問題が解決するような展開で、戦況の危機感が
全く感じられなかった。
前後編ともに、物語のテンポが悪い意味で良い印象を受けた。
又、前編と比べてアクションが少なく、
セーラームーンとタキシード仮面が
一緒に行動する状況が長く続いて、
絵面として飽きるものがあった。
変身シーンや必殺技のシーン等、
部分的に切り取った場面は好きと言えるが、映画として90分間集中して
観られるかと問われると、集中てきない
前後編映画だった。
続編の製作も示唆されていたが、
劇場では観ないと思った。