お茶

おかえり、ブルゴーニュへのお茶のネタバレレビュー・内容・結末

おかえり、ブルゴーニュへ(2017年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

愛は、ワインと同じで時間が必要。
家族がゆっくりと時間をかけて再生していく物語。

父から、故郷から、1度は逃げ出したジャン。
10年ぶりに帰った故郷で、妹と弟に再会する。
そこで、父とのたくさんの思い出、
そして子供の時の自分と対峙する。

距離を置いて、時間がかかってからしか分からないこと。
不器用だった父の大きな愛に、家族の絆に、ぽろぽろと涙が止まらなかった。

大人になって、それぞれ問題を抱えた3きょうだい。家庭を持ったり、環境も変わり、時には意見がぶつかりあうことも。

でも、帰る家がある。
いつだってあたたかい、ここが自分の場所。

3人の想いが詰まったワイン。
私が飲む1杯には、一体どんなドラマがあるのだろう🍷
ワイン以外でもそうだけど、自然の恵みや、作ってくれる人に感謝しようと思った✨

ゆったりした優しい音楽、ブルゴーニュの広大な自然にじんわりと心が癒やされる

最初は「私には無理よ」と泣いてばかりだった妹のジュリエットが、「私のワインよ。私のやりたいようにする!」と熱弁して兄たちを黙らせちゃうシーンが好き☺️
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