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ダンスウィズミーのGINのレビュー・感想・評価

ダンスウィズミー(2019年製作の映画)
3.6
試写会にて鑑賞。

歌って踊って!
清々しい!
心地のいい映画だ。

矢口史靖監督と言えば、ウォーターボーイズやハッピーフライト、それにWOOD JOB!とか話の内容も展開も面白い作品を世に出してくる日本を代表する監督だ。
いやいや、作品だけじゃなく、妻夫木聡さんや綾瀬はるかさん等、沢山の俳優を輩出してきた監督でもある。
そして今回、ヒロインとして抜擢されたシンデレラガールが三吉彩花さんだ。
彼女がとてもキュートで、彼女のための作品かなと思ってしまうほど、彼女の魅力が詰まった作品だった。
切れのあるダンス、足の先まで意識した身のこなし、歌、それに演技、全てが全力投球で、全部キュートだ!
どれだけのレッスンを積んだのだろう。
催眠術師のマーチン上田を演じる宝田明さんも驚きだ。
歌って、踊って、一体この人、歳幾つなんだろう?
ストリートミュージシャン役のchayさんもなかなかのキャラで良かったし。
出てくるキャラがみんなくせ者揃いだ👍

ちょいちょい小ネタを入れる所も、今までの作品と同様に楽しませてもらったけど、欲を言えば、もっと入れて欲しかった。
そして、くせ者はくせ者らしく、最期までくせ者として、いじって欲しかったかな。
後半、ミュージカルのトーンが変わった印象なのが残念だ。
コーラス要素が強く、踊りが少なくなってしまったのがね…
色んな場所を踊り場に変えてしまうコメディーなミュージカルらしく、最後まで楽しく踊るミュージカルを魅せて欲しかったかな。
そのようにしても、伝えたいことも、温かさも、十分に伝わったと思うんだけど…
ちょっと残念(´Д`)
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