Mrsフロイ

フロンティアのMrsフロイのレビュー・感想・評価

フロンティア(2018年製作の映画)
2.9
ロシアがこだわる第二次世界大戦...

このサイトに関連作品「タイム・ジャンパー」2008年と「タイムソルジャー」2010年について、レビューをされている方が居られるので、そちらを読まれてから本作をご覧になるか、あるいは鑑賞後に読まれる事をお勧めする。

本作を含め、3作品とも第二次世界大戦の独ソ戦をタイムスリップした主人公が体験するという設定になっている。勿論ロシア製作なので、視点はソ連のものでそこが戦争映画としても面白いところ。
監督はそれぞれ異なるが、脚本が「タイム・ジャンパー」と同じアレクサンドル・シェフツォフ。
そして自慢のVFXチームが、やはり同じチームが担当している。
脚本家が同じ2作品に通じるキーワードが、(祖父)と(手紙)。地味ながら迫力の戦闘場面、当時の兵隊の有り様が心に響く!
荒唐無稽なSF映画とは一線を画す佳作と言える。
3作品とも日本劇場未公開。

独ソ戦は1941年から1945年、この間ソ連の死傷者数は、原子爆弾の被爆が有り沖縄の地上戦があった日本を遥かに上回ると聞く。

映画としては最初の「タイム・ジャンパー」が、軽快でタイムスリップの楽しさも有り面白かった。
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