彗星の如く現れた天使・ティモシー・シャラメの、危険な香りが漂う美しさよ!とろんととろける目元とゆるい口元、う〜んズルすぎる。
そんな色気あふれるシャラメと激しく危うい夏は相性ピッタリ!彼の美貌は、画面に映るすべてを肯定してしまうような不思議なパワーがあるね…。薬に嵌ってから底の底まで堕ちていく姿、恐ろしかった。
ストーリーはいまひとつ感情が揺さぶられない(強いて言えばドラッグ、ダメ、絶対!ということくらい)…『アメリカン・アニマルズ』鑑賞後の感覚に近いかな…。
でも、レトロでポップな映像演出とシャラメやマイカ・モンローなどの演技力は素晴らしくて、特に彼らの演技はティーンの絶妙な空気感をつくりあげていてよかった!
心がヒリヒリする、ハリケーン級に激しい夏の始まりから終わりまで。