ヨダセアSeaYoda

ジャングル・クルーズのヨダセアSeaYodaのレビュー・感想・評価

ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)
3.6
"見過ごせない"

【STORY】
 女性蔑視をものともしない超強引でパワフルな研究者リリーとその弟、借金を抱えるハッタリまみれの剛腕船長フランクは手を組み、伝説の花を求めてジャングルの奥地へ向かう。


【感想】
《D.ジョンソン×ディズニー3貫》1貫目

 言いたい事もなくはないけど、まずは久々にストレートな冒険アクション映画を観れたことに大満足!

 基本的に最強でかっこいいけどたまにポンコツなリリー(エミリー・ブラント)と、基本クズでハッタリばかりだけどいざと言う時に頼もしいフランク(ドウェイン・ジョンソン)という素晴らしいコンビを中心に、個性的で空気を和ませるリリーの弟マクレガーも加わり最高のチームが大冒険。もうワクワクしかない。

 で、その大冒険を盛り上げるジェームズ・ニュートン・ハワードの音楽がもう最高。ディズニーランドでアトラクションに乗っていると錯覚するくらいの高揚感を味わえた。(だから途中で突然エレキギターを挟むのはちょっとやめてほしかった😅)

 異形の者や先住民(商人サム!)など推せるキャラクターデザインも大量にあり、キャラだけでもまた姿を拝みたい作品だった。


 冒頭で書いた "言いたい事" というのは、まず展開に「それでいいの…?」という部分がいくつか見受けられたこと。
 それと、今作に限らず最近のディズニー社系列映画いくつもに言えることだけど、女性関係やLGBTQ関係のネタの盛り込み方がわざとらし過ぎて「演出」「媚び」に見えてしまうのが本当に残念。もうちょっと上手くできないものかなと思う事が多々ある。その姿勢はとても大事なんだけども。

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観た回数:1回
直近の鑑賞:映画館(21.07.31)
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