けー

キング・オブ・シーヴズのけーのネタバレレビュー・内容・結末

キング・オブ・シーヴズ(2018年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

実話ということなので捕まらないと発覚しないしなぁということで、でもちょっと成功して逃げ切って欲しかったかな。

ブライアンとバジルの年の差の友情みたいなのが最初いい感じだったし、準備するところがすごく楽しかったので、友情が築かれたわけではなくバジルがブライアンたちを利用しただけというのがちょっと残念だったけれど、まぁ現実に起こったことだからしょうがないですよね。

それでチャーリー・コックスは妙に顔が映らない立ち位置にいたのかみたいな😅もうちょっと自己主張しなくていいの?って心配しかかったけれどなるほど現実に起こった事件でかつバジルは捕まってないわけだからリアルに再現するとそんな感じかぁと。

インタビューでマードックを演じたあと、ハンソロのオーディションを受けた時にプロデューサーになんで目を見て話さないのかと指摘されてマードックを演じる時に人の目を見ないで話さないようにしていたのがそのまま癖として身に染み付いていたということにはじめて気がついたと話しているのを読むと役作りへのこだわりが相当強い俳優さんなんだなぁと思ったのとマードックは本当に気合いいれて役作ったんだなぁと。だからまたみられることになって嬉しいな。


強盗爺ちゃん’sに話を戻すとたびたび若い頃の映像がインサートされていたので昔こういう盗み系の映画をやってそれを同じメンバーで続編したのかと思って、元版もみたいと思いながら映画見ていたら実話ってことだったので、あれは過去の映画とかから抜いてきた映像とかなんかなぁとちょっと不思議になって。

バジルが去ってから警察視点が入ってきて実はもともと相当なクリミナルマインドなみなさんだったということが明らかになってきて。
分け前で仲間割れするところとかも残念な感じだったけれどそれも実話だからしょうがないかぁってなって。
でも実行中は高齢によるもたつきによる滑稽具合と熟練技がいい具合に混ざり合ってさすが昔とった杵柄!みたいなカッコよさもかんじて。

犯罪ものみるたびに思うのだけれどとんでもなく頭がよくかつ労力を惜しまないヒトじゃないととてもできないよなぁって今回も思ってしまった。

仲間割れしだしてちょっと残念感が蔓延したけれども裁判に向かう廊下で会話する感じがなんだろう熟練のカッコ良さみたいなのがあって。そこは俳優パワーなのかな。
爺ちゃんになったっていくらでもカッコいい。
あの年齢になったとき自分があんだけカッコよくいられるかとかそういうこと思ったり。

あのラストの廊下のシーンの会話でニヤリとさせてくれたのでそこでしょんぼり下がりつつあったスコアも挽回しました。

面白かったです。

そういえばヒゲないチャーリーさん久々に見た😂
けー

けー