このレビューはネタバレを含みます
女の幸せは結婚しかないとみんなが思い込んでいた時代に、自分で歩こうとした女性の話 . . . だったはずが、後半ではハリウッド映画の定石におちついてしまったのが残念です。(後から原作小説に関する解説を読みました。前半を出版したら思いのほか当たってしまい、後半は、読者からの圧力に負けて、作者は気が進まないながら幸せな結末を書いてしまったらしい。)
同じ監督と同じ主演の『レディ・バード』のように、前半だけで良かったのでは。
映像が綺麗です。シアーシャ・ローナンの存在感も好きです。繊細だけど芯がある感じ?