DORATARO

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語のDORATAROのレビュー・感想・評価

3.7
レディーバードのコンビと麗しのティモシー・シャラメ。古典小説の映画化ながらどこか現代風であり、4姉妹の異なる生き方から個人の幸せや自由の在り方を描く。結婚=女の幸せ、というマインドが一般的な時代において、自立心あふれる次女のジョーは結婚よりも自由を願うがその反面どうしようもない孤独感も抱えている。このジレンマに共感する人は多そう。この異なる価値観を共存させたエンディングは見事です。過去と現在のシーンのスイッチが非常に曖昧なので集中して見ることをおすすめします。
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