今どきのセカセカ（スピーディ）編集、時制の行き来、女性をめぐる今日的課題の挿入、今流行りの超豪華俳優陣などにより古典的原作が見事に現代に蘇った。
「レディ・バード」を見てグレタ・ガーウィグ（1983年生！）に才能があることは分かっていたが、そのあと2年でこんな万人が笑って泣けて感動できるメジャー作品を撮りあげる監督になるとは…多分プロデューサーの役割がかなり大きかったのだとは思うがそれでもすごい立派な仕事。
シアーシャ・ローナン、ティモシー・シャラメとのトリオは慣れたもので、他にもスターがたくさん出ているものの本作はこの3人を中心として作られている印象。もちろんローラ・ダーン、メリル・ストリープは段違いにすごいけど…
あとは衣装も小道具もフードも美しかった…もちろんティモシー・シャラメの顔も。
