まだ今年は半分だけど、今年ベストになりそうな予感・・・見終わってすぐ美しいシーンや大切な台詞をいっぱい見逃してる気がして、「ああ良かった、とりあえずもう一回観たい！」って思った。見逃したと感じた部分をしっかり味わったら、更に評価上がりそうな予感も。
まず、美しいシーンがいっぱいだった、というか、ほぼすべて美しいシーンだったような。エピソードもたいていは小さなものだけど、素敵なエピソードばかり。台詞もきっと、さりげなく大切な台詞がいっぱいあった。そして、人物造形が、四姉妹はもちろん、ほぼすべての登場人物に作り手の愛を感じずにいられない・・・みんなみんな人として尊い深みがあって、愛すべき人達ばかり。だから、それぞれの生き方があって、それぞれに尊いんだ、ってことがしっかり沁みてくる。
あと、過去と現在が交互に出てくるけれど、その流れが自然過ぎて、交互に出てきても気持ちが全く途切れなくてずっと話の中にいられるのちょっとすごかった。ずっと四姉妹と周りにいて、見守ってきた、みたいな気持ちになれた。ああもう、本当に良かった。
