出生時に37秒間呼吸が止まったために、体が不自由で車椅子生活を余儀なくさせられた女性を描いたヒューマンドラマ。
本作品のヒロインと同様に脳性麻痺で車いす生活を送りながらも社会福祉士として活動している佳山明さんが主役を演じる。
漫画家として仕事を持ち、思春期であるのにもかかわらず、母親の過保護から独立できない彼女が、あることが切欠で外の世界に飛び出し、新たな人生を歩んでいく。
障害者に対して一番偏見と差別で接しているのは、家族や身近な人かも知れません。
第69回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門で観客賞とCICAEアートシネマ賞を受賞。