ネオニダス

コードギアス 復活のルルーシュのネオニダスのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

いやーしかしなんと言いますか
初めてコードギアスをテレビアニメで見て早12年ですよ。R2が完結してから10年ですよ。あの素晴らしい物語の、こんな素晴らしい新作を見られるとは。生きててよかったと思います。

かつて敵対していた騎士団の人間、ブリタニアの人間が共闘してんのももうなんか感動するし、つーかもう生存してた奴全員になんらかの見せ場があるくらいの勢いっていうな。

ルルーシュのギアスの使い方も良かったです。作戦の間だけ、私の部下になれ!かつてのルルーシュは人を駒扱いしていたのに、こういうやり方をするようになったんやな…と感慨深い

時間を遡るギアス能力、強敵でしたね〜…そしてかつて過去に逃避したシャルル、現在でこの世を固定しようとしたシュナイゼルを打ち破ってきたルルーシュに対して、最後の敵がこのギアス能力者ってのはなるほどなぁ…どんな罪にまみれていても、悪逆皇帝の汚名を着せられていても、それでもルルーシュは過去を振りかえらずに「明日」を選ぶんやもんなぁ…

尺に収めるためか色々駆け足展開であったり、作戦描写(特に牢獄脱出あたり)も雑になってた気がしないでもないが、それでも最後の最後で「条件は全てクリアされた!」が来た時の激アツさよ。

でも個人的には、この作品でルルーシュの物語は完結にしてほしい。この作品があったからこそ、前作までで成し得なかったc.c.とルルーシュの魂の救済が成し遂げられたと思うから、これ以上は本当にもう十分やと思う。なんか意味深な終わり方やったけど、THE ENDって出てたし。コードギアスの世界はこんなにも綺麗に纏まったんやからな…

オール・ハイル・ルルーシュ!