両親の都合で引越し、新たな学校に転校するミアちゃんは、イケてる悪い子の仲間に入りたくて常にチラチラ。
思春期かつ反抗期に突入のミアは、化粧バリバリ万引き常習アルコールばっちしな女の子のグループに入ることに成功。
身体の成長も徐々に始まるのだけど、何やらおかしい…
これは成長なのか？
身体の成長と思春期の中での感情は実に不安定で、両親や周りの大人も信じることができない。友達にも話せない。
ミアは次第に自暴自棄に陥ってしまう…
クラスメイトの男の子の声が渋すぎて、麒麟の川島さんか！？と思うほど。
あれで10代とかドイツすごいわ！
いろいろな描写がちょっとエグかったりするので、凝視できなかったり。
ファンキーな女の子ジアンナは実は寂しいだけの子という設定もリアルだし、主人公の葛藤や不安を感じる演技がとても上手で、見ているこっちもハラハラソワソワ。
結末もあっけないながらも実に不安定で美しく感じ、好きな作品の１つとなりました。
