このレビューはネタバレを含みます
これ、犯人、綾野剛では無いですね。
ヒントは、冒頭のシーンにあります。
自分の母親がヤクザにヤられていても、綾野剛は母親を守れないんですよ。
愛華ちゃんが拉致されそうになった時も、綾野剛はアタフタして犯人から愛華ちゃんを助けられなかったのだと思います。
冤罪の事件をモチーフにしている映画なので、村人たちも、そして私たちもミスリードされてしまいがちですが、それもまた製作陣の狙いなのでは?
アヤフヤな事実で断罪してしまいがちな私たち全員を、糾弾している映画なのかもしれない。