未知との遭遇 ファイナル・カット版の鯖ピザのネタバレレビュー・内容・結末

これリアタイやばかったやろうな。

ある日UFOに遭遇した男が、頭の中にある謎のイメージに取り憑かれ、家庭が崩壊するも、そのイメージに従ってその場所に向かうって話。

世界中で起きてる不可解な現象を探る政府の人パートは、マジで何か決定的なことが地球に迫ってる感があってワクワクする。砂漠に現れた船とか、僧侶たちが一斉に空を指差すシーンとか、画としてめちゃくちゃ良いよなーー。
ビジョンを植え付けられたお父さんパートは、残酷で痛々しかった。ポテトサラダでモニュメント作っちゃうシーンの、涙ぐむ家族の顔と空気えげつないやん。何かわからないものに侵食される恐怖描くのうますぎ。
フェイブルマンズ観た後やから、この頃からやっぱ残酷なシーン描くの上手いんやって感想だよスピルバーグ。

デビルズタワー巨大樹木の化石説で知ってたから、家の中に巨大モニュメント作ったとき衝撃走った。めちゃくちゃ良いフォルムしてるよなデビルズタワー。未知との遭遇の舞台にぴったりやわ。

得たいの知れないものに侵食される恐怖、ビジョンや音でのコミュニケーションはめちゃくちゃ良かった。ただ、宇宙人が何を考えてるかわからず、もやっとしたままで終わるのと、やっぱりUFOが今見るとちゃちいってのがなぁ…。あとちょっと長さを感じてしまう。

当時観てたらもっと評価高いやろうな。