体は男だけど、中身は女。
トランスジェンダーっていう難しい役を演じるビクトールポルスターの演技は凄かった。
女性の手の動きや仕草の再現が本物の女性に見える。
この映画の感想はどんどん苦しくなる映画。
前半は夢に向かって頑張ってる主人公のララ。
バレーの名門校に入る為にたくさんの努力で入学する。
夢の為に頑張ってるララは凄く輝いていた。
後半にいくにつれて、
思春期ながらの葛藤。
同僚からの嫌がらせ。
体の成長。
トランスジェンダー。
あんなに夢の為に駆け登っていた階段が途中から一気に崩れ落ちる。
後半に行けば行くほど、
辛い。
辛すぎる。
引きずるくらいの余韻。
本人を思っての行動が、
それがその人を傷つけてる。
まわりの人がしっかりとサポートしていたらあの行動はしていたのだろうか。
色々と考えさせられる映画です。