1960年代アメリカ南部での音楽ツアー
先日みたモータウン社のドキュメンタリーでも、まさに同年代南部でのツアーが大変であったと語っていましたが…。
当時の黒人差別の色濃さを垣間見れる映画。
印象深かったのが、「差別だとかではなく伝統的な土地柄で規則なので!」的なセリフでした。こういうこと、差別だとか以外でもたくさんある気もします。
伝統といっても、誇れるもの恥ずべきものと二種類があるんだなぁと。
俯瞰してみると「いや、おかしいだろ!」って明らかなんですけれど、当時その土地にいたらわからなくなるものなのでしょうか…?不思議でした。
必然的に俯瞰でみれる映画として、こういうテーマを見せてくれるのは貴重ですね。
さすがアカデミー受賞作品という感じの作品でした。