時間空いてたんでサッと見てきちゃいました!ほぼ満席!
なんか見終わった感じそうでもないんだけど、ジワジワ温かい気持ちになる。
主人公のキャラが良いね笑
用心棒みたいな仕事もやってて喧嘩慣れしてて、教養があまりなくてちょっと下品で笑(これモデルがいるのに良いのかな笑)
マハーシャラ・アリは上品な人なんだけど、一緒にいる内に侵食されていく感じが良いね笑
でもどっちが正しいっていうのでもなくて、自分達の個性を封じ込めずに、それでも良い影響を与え合ってるのは見てて楽しい。
ラストシーンがクリスマスイブってのも浮かれてる感じがあって良いね。とても軽やかな感動があって明るい。
差別は、この時代を扱った映画はいくつも見てるけど、やっぱりキツい。
マハーシャラ・アリが上品な格好してるから、南部においてはかなり浮いた存在になっちゃう。
当時彼は、「私は見識が広いんだ。差別なんてしないんだ」というアピールのために金持ちから呼ばれてる部分も多かったみたい。
VIPみたいにもてなす一方でホテルのレストランには入れてもらえないしトイレも入らせないし、矛盾しすぎ。
こういう知識人気取りみたいのにならないようにしたいなと自分も思う。知識で武装したって本人は何も変われてない。
彼が今までどれだけ孤独な戦いをしていたのかってのが伝わってくる。
とてもポップな映画で、え、これが作品賞?と直後は思ったけど家に帰ってみるととても良い気持ちになっていた。
何となく見に行って、その日少し明るく過ごせる。そんな映画。