遅ればせながらようやく観に行くことができました。一言で言えば良い意味でズルい・教科書的な映画ですね😁 名優達の素晴らしい演技・笑いあり涙ありの展開・音楽的要素・人種差別が題材ときたら、魅力的な作品にならないわけがないですよね😉
先の展開は大方読めてしまう部分はありますし、想定を大きく裏切る展開はあまりないのですが、その分だけ安定感があり、綺麗すぎる展開で何が悪いって感じでしょうか笑
あらすじは有名なので割愛しますが、道中の二人の会話シーンなら何時間でも観てられます。道中でのエピソードがその場面で単発的に終わってしまうのではなく、その後の二人の会話やエピソードに繋がっていくあたりが素敵です。それだけでも二人の関係性の良さが強く伝わってきました。シャーリーの笑顔に心が温かくなったのは自分だけではないはず！
自分も単純なのでそうでしたが、本作を機に手紙の良さが再認識されるのではないでしょうか。自分の場合だと、トニーほど味のある文章もシャーリーほど知的な文章も書けずに、中途半端になる絵しか見えませんが😓
「寂しいときは自分から手を打たないと」というトニーの言葉が、最後には良い伏線になっていましたね。実際はどうだったのかは分かりませんが、「寂しいときに自分から手を打てるようになった」シャーリーと家族のその後の関係性についても、希望を持たせるエンディングでなかなか深いですね👀
よく欧州サッカーを観戦しますが、一部の人とはいえ、ここでも悲しいことに未だに人種差別が根強く残っているのが現状ですね…ただ本作でも描かれていたように、素晴らしい演奏・プレーに対しては、人種関係なく称賛・拍手があるのもまた現状であり、時間はかかるかもしれませんが、いつしか差別がない世界になることを切に祈りつつ、本作のレビューとさせていただきます😊
