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グリーンブックのbebemamaのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
3.7
映画を観たり、ここにレビューを書いたりできるのは肉体的にも、精神的にも余裕がなければできないなぁとつくづく感じるこの頃です。
という訳で、本当に久しぶりのレビュー。

観た直後途中まで書いて、下書きに入れてありました。(他にも何本もあります…)もっと書きたいことあったような気がしますが、、、
もう、かなり前で、、、

ここの下書きは10本しか置いとけないんですね…




劇的な展開があるわけではなく、でも、淡々というわけでもない。

ドクター・シャーリーの最初の彼の登場シーン。
まるで、玉座に座る王様。
いろんな鎧をまとっていた。
相手を威圧する為。

その様な事をしなければならない彼の立場が複雑。
白人に差別されるが、黒人からも浮いた存在。
孤独。

最後、本当にじわじわと心が温かくなる映画。
二人歩み寄ってのクリスマスが幸せ。
トニーの奥さんがいい!

もっと、胸が掻きむしられるように痛くなる展開かと。
もちろん、差別されるシーンは辛く悲しいし、胸が痛くなる方が良い映画というわけではないが。

アカデミー賞を受賞する前に観たかったかな。かなり、ハードルが上がってしまって…
ちょうど、「ムーンライト」「スリービルボード」をその後に観たので、少し物足りなさを、感じてしまう。


最後はドクター・シャーリーがトニーに歩み寄ったかたちになって。何だかそれで完結してしまっている感じ。最後の印象が良かったね、って。
それでいいのか?

でも、差別とかなんとかじゃなく、人と人との付き合い、人間対人間がどう付き合うかなのか…
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