青山

悪魔の十字架の青山のレビュー・感想・評価

悪魔の十字架(2005年製作の映画)
1.0

ジャケ写には十字架に架けられた全裸の美女が何人も写り、「いけにえ裸女の悲鳴が森にこだまする!!」みたいな煽り文があり、どうせクソ映画であることは分かりきっていながらも森の中の十字架裸女だけでも観たいと思い借りてきてしまいました。

ジャケ写の裸女、ほぼオープニング映像のスライドショーで写真が出てくるだけでした......。
いやいやいやスライドショーって......。さすがに手ぇ抜きすぎやろ。

本編にもまぁたまには森の中で十字架に架けられる女の人が出てくるんですが、撮り方やる気無さすぎねえか?なんかこう、仕事だから仕方なくやってるだけ、みたいなやる気ない撮り方。もっとエロいアングルとか編集とか色々あるだろうに。俺に裸女を差し出してくれたらもうちょい可愛く撮れるぞ!ってレベルで......。なんか脱がされたことそのものより、脱がされたわりにこんな程度の映像にしかならない点で被害者の裸女たちが可哀想になるメタホラー(違)でした。

ストーリー?なんか麻薬やった男がキリストの啓示で女を十字架にかけるというだけのことをめちゃくちゃ分かりづらく描いてるよ!そもそもあってないようなストーリーをこんなに分かりづらく描けるのが凄いよ!

というわけで、私が今まで見た中で最もクソだった「死霊の盆踊り」をクソにしたようなベストオブザクソ映画でした。「ダメなところが愛おしい」というのすらないです。
青山

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