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マダムのおかしな晩餐会のmasaのレビュー・感想・評価

マダムのおかしな晩餐会(2016年製作の映画)
3.9
大人のロマンティックコメディ。
前半はクスッと笑わせてくれて、後半はジワリと、地味だがしっとりとした感動を与えてくれる心に残る良作。

身分を隠して晩餐会に出席したメイドに客の紳士が一目ぼれしたことからセレブ界に騒動が起こる話。

パリに引っ越してきたセレブなアメリカ人夫婦のボブ(ハーヴェイ・カイテル)とアン(トニ・コレット)は、友人たちを招いて晩餐会を開くが、人数が不吉な13人になってしまった為、急遽メイドのマリア(ロッシ・デ・パルマ)を晩餐会に同席させるが……

トニコレットはほんと色んな作品に出ている幅広い女優さんですね。
「ヘレディタリー」でみせた、強烈な演技とはまた全く違う感じ。

でも、自分の心に残ったのはメイド役のロッシ・デ・パルマの方。一度観たら忘れられない個性的な顔立ち。

優雅で豪勢で不倫もして一見かっこいいセレブ達だけど、一番前向きで心が綺麗なのは、マリアだった。ラストは自分がこうなってほしい解釈を勝手にした。
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