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カルチェのKUBOのレビュー・感想・評価

カルチェ(2018年製作の映画)
3.5
今年もPFFに寄ってみました。PFFは2012、2013年に映画ファン賞の審査員をしてから毎年気にしている映画祭。今年は特にFilmarksの友だちが審査員をしているので遊びに行ってきました。

1本目は「カルチェ」。

プールから突然現れる女性。最初は言葉も話せないようだ。その現象に驚くでもなく、淡々と処理する男。

それが当たり前のように「いる」ちょんまげ頭の男性。コスプレ(?)って思ったけど、コスプレじゃあない。

時代設定は? ここはどこ?

見終わって、理解してみれば、なかなか良くできた supernatural 的作品なのだが、いかんせん、わかりにくい。上映後のQ&Aがなければちゃんとはわからない設定があるのはマイナス。

逆に、質問を寄せ付けないほど混沌とした作品にしてしまう手もあったとは思うが、ラストシーンは意外にもストレートかつ爽やか。

ただ、ここまで良くできていると、インディーズだから、で終わらずに、もっとできたはずと期待のハードルを上げてしまうのも事実。

学校のプールを使ったアイデアが良かった。
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