今年もPFFに寄ってみました。2本目は「貴美子のまち」。
なんか、弾けてて、自由で、楽しかったな〜。
主演の女優さんに「おばちゃん」としてのリアリティがある。
そして、あんまり悩んだりしないで、スパッと実行に移すところがいい!
だいたい、インディーズ作品で海外ロケなんて初めて見た。
ところどころに入る思い切ったギャグも、予想外だったり、けっこう振り切れていて笑った。
せっかくならシンガポールに行ったあたりから、軽快な音楽でも入れてテンポアップしたりすれば、エンタメ的なポイントはアップしたろうが、何を狙ってるんだかわからないくらいの、自由な緩さが魅力でもある。
そういう意味では沖縄映画と通じるものもあるな。
まあ、よくある唐突なラストだったけど、お父さんはどうするんでしょ?
あと影絵のパートはよくできてたし、いい感じだったけど、言い伝えの「お金」はどうなったんでしょう? 気になる、気になる。
総じて、コンペ作品のレベルは毎年上がってるな〜。