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貴美子のまちのKUBOのレビュー・感想・評価

貴美子のまち(2018年製作の映画)
3.5
今年もPFFに寄ってみました。2本目は「貴美子のまち」。

なんか、弾けてて、自由で、楽しかったな〜。

主演の女優さんに「おばちゃん」としてのリアリティがある。

そして、あんまり悩んだりしないで、スパッと実行に移すところがいい!

だいたい、インディーズ作品で海外ロケなんて初めて見た。

ところどころに入る思い切ったギャグも、予想外だったり、けっこう振り切れていて笑った。

せっかくならシンガポールに行ったあたりから、軽快な音楽でも入れてテンポアップしたりすれば、エンタメ的なポイントはアップしたろうが、何を狙ってるんだかわからないくらいの、自由な緩さが魅力でもある。

そういう意味では沖縄映画と通じるものもあるな。

まあ、よくある唐突なラストだったけど、お父さんはどうするんでしょ?

あと影絵のパートはよくできてたし、いい感じだったけど、言い伝えの「お金」はどうなったんでしょう? 気になる、気になる。

総じて、コンペ作品のレベルは毎年上がってるな〜。
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