MASH

バスターのバラードのMASHのレビュー・感想・評価

バスターのバラード(2018年製作の映画)
4.5
コーエン兄弟による6つの話から成る西部劇アンソロジー。予告編を見たときは『ビッグ・リボウスキ』や『ヘイル・シーザー』のようなコメディタッチの作品だと思っていたが、そういう要素が強いのは最初と最後くらい。それ以外の話はすごく静かで、どこか哀愁を感じさせるような作品になっている。何がとはうまく言えないけど、すごく心に染み渡るような、そんな作品。

レビューにもなっていないレビューだが、正直まだ自分の中でこの物語を捉えればいいのか分かっていないのだ。西部開拓時代で生きて死んでいった人々の物語。ある意味それ以上でもそれ以下でもないのかもしれない。相変わず掴み所のないコーエン兄弟らしい映画だ。
MASH

MASH