みきちゃ

バスターのバラードのみきちゃのレビュー・感想・評価

バスターのバラード(2018年製作の映画)
4.8
6章から成る、ウエスタンでハードボイルドでシュールでヒューマンドラマなアンソロジー。

西部開拓時代はとにかく弱肉強食。
荒涼とした寂寥感漂う土地で遭遇する人々。
無慈悲さと悲壮感の塩梅がなんとも掲揚しがたい。

どんなに無情な場面においても
そっと笑いを差し出してくるのがコーエン兄弟。
安易なエンディングは用意しないのがコーエン兄弟。

印象深い章ばかりの中でも"All Gold Canyon"が大好き。
トム・ウェイツ rocks!
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