迷惑掛けない
僕の欲しいのは温もりとハグだけ
「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」
母の言葉を大切にコメディアンを志す心の優しいアーサー。
ピエロのメイクを施し大道芸人として働らき、病気がちの母親と暮らしている。
アーサーには思いを寄せる同じアパートの住人ソフィーがいる。
アーサーには「笑う」感情をコントロール出来ない障害がある。
ある時アーサーは銃を手にすることに。
そして地下鉄でエリートビジネスマンに絡まれた女性に出くわし、「笑い」のコントロールが出来ない彼はトラブルから事件を起こし…。
富裕層に対する大衆の怒りが、皮肉にも彼をカリスマにまつりあげ、街にピエロのマスクをした人々が溢れ変える。
その中をジョーカーとなり逃走するアーサー。
僕の人生は喜劇だ
自らの生い立ちと、出生を解き明かそうとするアーサーが切ない。
ホアキン・フェニックス演じるアーサーは常に悲哀に満ちていて、哀しい美しさ。
ダンスシーンがエレガントでセクシー。
序盤からラストまで惹き付けられる。
期待していたが、それを上回る作品でした。
IMAXで観賞
観てよかった。