nana

ジョーカーのnanaのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.7
迷惑掛けない

僕の欲しいのは温もりとハグだけ


「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」

母の言葉を大切にコメディアンを志す心の優しいアーサー。
ピエロのメイクを施し大道芸人として働らき、病気がちの母親と暮らしている。
アーサーには思いを寄せる同じアパートの住人ソフィーがいる。

アーサーには「笑う」感情をコントロール出来ない障害がある。

ある時アーサーは銃を手にすることに。

そして地下鉄でエリートビジネスマンに絡まれた女性に出くわし、「笑い」のコントロールが出来ない彼はトラブルから事件を起こし…。

富裕層に対する大衆の怒りが、皮肉にも彼をカリスマにまつりあげ、街にピエロのマスクをした人々が溢れ変える。

その中をジョーカーとなり逃走するアーサー。


僕の人生は喜劇だ

自らの生い立ちと、出生を解き明かそうとするアーサーが切ない。

ホアキン・フェニックス演じるアーサーは常に悲哀に満ちていて、哀しい美しさ。
ダンスシーンがエレガントでセクシー。

序盤からラストまで惹き付けられる。

期待していたが、それを上回る作品でした。

IMAXで観賞

観てよかった。
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