タタキング

ジョーカーのタタキングのレビュー・感想・評価

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.0
撮影のうまさが際立った作品。

映像としては、相当望遠を使い撮影しているのか、顔のフォーカスが肩でぼやける物もあり、それがジョーカーをフォローするから脱帽。

引きの絵も良く、よりが多い作品なので、一気に開放感が出て良い。

物語前半のジョーカーが歩いているシーンの背面フォローからの横で建物をとり、奥行きがなくなるあの繋がたまらない。

作品としては、銃のくだりなどなんがある所があるが、撮影によりジョーカーの内面を浮かび上がらせているように見える。

ワンショットワンショットが、絵のように美しく、2時間MVを見ている感覚になりました。

ダークナイトのジョーカーよりも情動的に動いているという印象があり、年月を経てダークナイトになると思うと、ジョーカー誕生秘話としても上手くできているのかなぁと
タタキング

タタキング