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ジョーカーのNYのネタバレレビュー・内容・結末

ジョーカー(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

誰もが語りたくなる映画、それがjoker。だから、私はあまり語らないようにしたい。

個人的には、ダークナイトの方が好き。好敵手が単独で悩み苦しむ姿を克明に描かれるより、ヒーローとの対峙を観てみたいから。

ただ、現在の世界が置かれている状況との近似は、今まさに起きていることを描いているので、時代の不幸な落とし子なのかも。
日本も免れない要素が多分にある。特に、義父母による子どもへのドメスティックバイオレンスは、昨今の報道もあり辛かった…
一筋の光は、シングルマザー母子だが、これからジョーカーが産み出す混沌の世界に巻き込まれるか、逆にシンパになってしまいそう。特に母はその要素がある。もしかしたら、娘がキャットウーマンだったりして(妄想^_^)

「デニーロ、よくこの役を受けたな〜」というコメント散見されるが、逆にこのオファー受けないなら、最早デニーロじゃないでしょ!最近作では好々爺ばかり演じているからかもしれませんが、彼の本質は反体制の反逆児。
初期作品のスコセッシ、デパルマとのタッグを見直してみて。あと未来世紀ブラジルの配管工・タトルも是非。今回の役はデニーロの映画への恩回しだと思います。

やはり語ってしまった…
それがjoker。恐るべき映画。
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