最初は懸命に時代を生きる青年だったのに、どんどん不運に呑まれ、頼れる人がいなくなる。
どこかに希望がないか、救いがないかを一生懸命に探すのに、すべてにそつぽを向かれて、唯一の頼みの綱だったお母さんの真実を知ったとき、本当に、失うものがない状態になる。
人は皆、どこかに希望がないか、救いがないかを一生懸命探してる。
でも、どこにもないとき、人の心にJOKERが生まれるんだよな、、。
関わる一人一人の過ちや、悪の心が、彼に降り注いで、JOKERを生み出した。
そこに共感する民衆を描き出したのは、社会的なメッセージとしてインパクトがあるけど、
やはり、個人一人一人が、どこかに希望がないかと必死に探す際に、
どこかに希望がある社会であってほしいと願う。