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ジョーカーのshoのネタバレレビュー・内容・結末

ジョーカー(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

先に絶賛を目にしたせいかもしれないけど全体的におそろしく退屈でびっくりした。映像はカッコいい。音楽や光の演出、構図ってものすごく重要なんだなと。
妄想と現実の境目がつかないのがズルい。アーサーが地下鉄で行った人殺しがきっかけで富裕層への反感が増幅してデモにつながるくだり、そもそもアメリカの富裕層って地下鉄なんか乗らないだろうからつながりが謎だった。うっかりやらかしちゃったことが大衆(?)の支持を得てしまい、身近な他者には疎外され続けている(とアーサーには感じられる)ことも相まって、アーサーが見ず知らずの大衆に自己承認のきっかけを見出だしてどんどん先鋭化してしまうさまを描きたかった?漠然とでも「ジョーカー像」を持ってないからそのあたり何ひとつ分からなくて残念。
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