ずっとずっと観たくて楽しみにしていたこの作品、ようやく観れた!
評判どおり、最高だった!!
笑いのセンスはほんとくだらなくて、しょーもないレベルなんだけどもめちゃめちゃ笑った!
フィンランドの田舎の村でひっそりと活動していた気のいいメタルバカたちの、ピュアな情熱がたまらなく愛しくて、ハートを鷲掴みにされました。
冒頭、彼らの演奏が予想以上に本格的なデスメタルなのに面喰らうが、12年もやってるといいながらオリジナル曲もなくライブ経験もないと知ってずっこける(笑)。
村の人々からはホモだなんだとバカにされコケにされても、決して反撃もせずおとなしく引き下がるし、それぞれ仕事や家の手伝いなんかもしっかりとやっていて、見た目に反して真面目な好青年であるところのギャップがめちゃ可愛い(笑)。
そんな彼らがノルウェーのフェスに出演するために奮闘する!!
北欧の田舎のロケーションは独特の雰囲気があって景色も美しいし、トナカイやらフィヨルドやら、この土地ならではの小ネタも満載。
終盤、文字通り彼らは「崖っぷち」に追い詰められるが、そこからの展開がかなりワイルドで最高!
バイキング船とか棺桶とか、絵的にもロックで、ニヤニヤが止まらない(笑)。
そして、ラストのライブシーンでは、なんか猛烈に感動が込み上げてきて思わず涙が…。いやもう、本当に格好良かったよ。。
最近はほとんどハードな音楽を聴かなくなったけど、昔は親友の影響でヘヴィメタルも好きだった。
3年前に亡くなってしまったその友にはいろんなバンドを教えてもらったし、パンテラのライブに一緒に行ったことは、その友との懐かしい思い出。。
この作品を観ながらずっとその友のことを思い出していたから、エンディングではなんだか泣けてきた。。
彼女もこの映画をきっと大好きになっただろうな…。
一緒に観たかったよ…。