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長いお別れのmasaのレビュー・感想・評価

長いお別れ(2019年製作の映画)
3.6
山崎努の演技がやはり、上手かった。ほんとに認知症のよう。
心暖まるハートフル作品。
「湯を沸かすほどの熱い愛」が自分は全く刺さらなかったので、同じ監督のこれはどうかなと思ったが、良かった。

中島京子の同名小説を映画化した人間ドラマ。
ゆっくり記憶を失っていく父と家族の様子を映し出しながら、ときに泣き、笑い、悩みながら前に進んでいく一家の7年間の日々を映し出す。
認知症になった父の役を山崎努、父を取り巻く“東家“の面々を蒼井優、竹内結子、松原智恵子が演じる。
監督を務めるのは、『湯を沸かすほどの熱い愛』の中野量太。

父、昇平の70歳の誕生日会に集った娘たちに告げられたのは、厳格な父が認知症になったという事実だった。
日に日に記憶を失っていく昇平の様子に戸惑う家族たちは、ある日、昇平の中に家族の誰もが忘れかけていた“愛しい思い出“が息づいていることを知る。

家族とは、考えさせられる作品だった。
これにも竹内結子出てたのね。
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