想

十二人の死にたい子どもたちの想のレビュー・感想・評価

2.5
こんな方・こんな時にオススメ❗
●推理モノが好きな方
●絶望するような事があった時

良かった点👍
●堤幸彦にしては、、
割りと僕は好きなんですが、過去の作品の傾向では、わりと独自の世界観に無理矢理観客を引っ張っていく事が多い堤監督。
しかし、今回は至って明解なストーリーです。(原作ありきなのでしょうが)
抗議としての自殺を真っ向から否定し、死ぬ勇気があるならば、強く生きようというメッセージがダイレクトに伝わります。
●今をトキメク俳優勢揃い!
旬な若手俳優の演技合戦は見物です。
特に杉咲花さんの演技はズバ抜けていて迫力がありました。

残念な点👎
●あ、そう終わるのか!
原作を読んだことが無かったので、どう結末に持っていくのかとワクワクしながら鑑賞したんですが、意外とあっさり着地してしまいました。もう一捻り!をずっと期待していたが故に残念でした。
エンドロール中も映像が流れ続け、最後の最後に何かあるのかと期待してましたがそんな事も無く。わりと中盤辺りからはダレっぱなしでしたかね。
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