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悪魔はいつもそこにのmocaのネタバレレビュー・内容・結末

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

出演、トム・ホランド、ビル・スカルスガルド、ロバート・パティンソン

ドナルド・レイ・ポロックの小説を原作に、戦後アメリカの田舎町で暴力と欲望にまみれた人間たちが起こす負の連鎖を描く。
オハイオ州の田舎町。
幼い頃に両親を相次いで亡くしたアーヴィンは、祖母の元で義妹レノラとともに育つ。
亡き父にまつわるトラウマを抱えながらも、愛する家族を守ろうともがくアーヴィン。
そんな彼の運命は、世俗の欲にまみれた牧師、殺人鬼カップル、腐敗した保安官らの思惑と絡み合い、暴力の連鎖へと引きずり込まれていく。

日常の中に潜む悪魔。
神を信仰している者ですら最低な人間ばかり。
誰しもが悪魔になり得るということだろうが、救いが欲しかった。
完成度が高い映画でした。
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