このレビューはネタバレを含みます
豪華キャストなので何となく見始めたら、暗くて重くて救われない、悲しい話だった。
気持ちが沈む。
幸せそうな人がひとりもいない。
主人公アーヴィンを演じるトム・ホランドの後ろ姿が、まだ頼りなさの残る少年っぽくて、あまりにも過酷な人生で、見ていて辛い。
幸せになって欲しい。
おばあちゃんとおじさんに会いたいんだよね。
残された家族なんだもの。
最後のモノローグ、思い出してちょっと泣ける。
ロバート・パティンソンが、もう完全に魂の抜けてるヤバい人で、あれも演技のうちなのか?
アーヴィンの父親の、妻に対する愛の深さ、ちょっとおかしくなるくらいの切実な想い、美しくて、そこがちょっとは救いどころかな。
ウィンターソルジャーVSスパイダーマンだ、と思ってしまった。