やや

ティム・バートンのコープスブライドのややのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ストップモーションで撮影、と、いうのは……本当に?
わかっていても何度も疑ってしまう素晴らしい技術。恐れ入りました。
DVDだと撮影風景も収録されているとのこと。見たい…。

モノクロの作品なのかと思ったら、死者の世界がカラフルで驚いた。死者の方が賑やかで楽しそうで生き生きしている皮肉。良い。
それでも、死んでいるというだけで生きている人間には絶対に敵わない…エミリーのコンプレックスが切ない。

「世の中には色んな波がある」という言葉が、最近別所で聞いた「周りに流される人は自分の知らない所に辿り着けるからそれもそれで良い」という言葉に繋がって1人で納得していた。
望まぬ結婚もバッドエンドとは限らないよね。いちばん流されていたのは、ビクターだけれども。死んでエミリーと結婚した方が幸せな可能性も充分あった…よね。

海外には「成仏」という概念はあるのかな?
愛する人に幸せになってほしいから身を引くなんてなかなかできないよ。
エミリーには来世で愛する人と心から幸せになってほしい。
やや

やや