東朴幕院

ストレイ・ドッグの東朴幕院のレビュー・感想・評価

ストレイ・ドッグ(2018年製作の映画)
3.4
海外版の予告編を見てニコール・キッドマンの姿に圧倒され、日本公開を待っていた口であるが、鑑賞後の感覚は、不満の方が大きかったかな。
女刑事ものだが過去にある事件があって、それを引きずって生きている感じが満々なのだけど、クビにならないのは何故だって言う位、好き勝手やっていて驚いた。バディも放置プレイされていて気の毒に思ったよ。
劇中の進行である現在と過去が同時に流れていく所にギミックがあった所は好感持てたかな。
一方で、作りが助長過ぎて間延び感が半端無く、1時間半の尺でソリッドに作って欲しかった。雪山のシーンなぞ、このままでは、ベルの人間像というか母親像が残らないからと追加された様なシーンでバランスが返って悪くなってしまった印象だったね。
ウィンターソルジャー事、セバスチャン・スタンも出演していて、それなりに金も掛かっている筈が、良くも悪くもキッドマンの映画にしかならなかったね。キッドマン主演だったから、ここまで見られたという感じか。
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