主演ブラッド・ピットで宇宙もの、ということで期待をして映画館に行って来たまして、まず思ったのが「ずいぶん体重落とした、痩せたな~」と。頬がこけるくらいまで絞り込んでいましたね。
ただ、目がなにか生気がない、うつろな感じもしながら、ストーリーは「私小説」のような展開。自分の心中を語るところを映画では「心理検査」と称していたり、また自分自身の言葉で語っていました。だからかまさに小説を読んでいるかのような映画でした。
ある意味客観的になるのが海王星に到着し、「あること」が起きる辺りになりますでしょうか。トミー・リー・ジョーンズも家族を捨てて、しがらみを捨てて研究に没頭する科学者、船長役がピタリはまっていたと思います。
ラストまで観ると、今まで当たり前だと思っていたものが、実は奇跡にも近い事であった、とも知らされる映画でした。