ダーク魔カスコス

シャドーのダーク魔カスコスのネタバレレビュー・内容・結末

シャドー(1982年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

🪒シャドー🪒
〜大人になった今だから爆笑!〜

ダリオ・アルジェントのいつもの雰囲気の殺人事件です。主人公が書いた小説になぞらえたかんじで次々に人が殺されます。果たして犯人はだれか!?

⚠️以下ネタバレです⚠️
※劇場版名探偵コナンのネタバレも含みます。

男も女も区別がつかん顔をしていて誰が死んで誰が残ってんのかわからんまんま、数回に分けてみたので余計にわからんようになりました。特に犯人の家に忍び込んだらいきなり殺されたやつが「お前誰やねん?」状態でした。割と重要なシーンなので困ります😱

はっきりいってストーリーは全然わかってないと思いますが、ダリオ・アルジェントのいつもの感じでそこそこ楽しめました。

後半、男が殺されても全然楽しくないんですけど、前半、美女たちが次々にカミソリされるのはワクワクしました🤣

一番ハラハラして楽しかったのは、ドーベルマンに追っかけられて偶然犯人の家に入って犠牲になるパンチラ少女です。だってなんの脈絡もなく殺気だったドーベルマンが突然襲ってきて、なんの関係もないのに、ただのスーパー不運で死ぬからです。犬が襲ってくる伏線もなかったし、後の物語の伏線にもなってない意味不明なシーンが、一番緊張感があって面白いってとこがまた笑えます🤣同監督作品のインフェルノに出てきた肉屋さんの意味不明なシーンを思い出します。

あと犯人の最期が爆笑でした。突然開いたドアに頭打って死ぬのと同じくらいコントです。サスペリアpart2のラストは子供の頃に見てトラウマになりましたが、本作はただただおもろいだけでした。でも子供の頃に見ていたらきっと怖かったんだろうなと思える流血っぷりでした。

一つ目の殺人事件の犯人を利用して二人目の犯人が行動するってのが意外で面白かったです。私は推理小説を読まないので新鮮でした。劇場版名探偵コナンの「シリーズ初のデュアルサスペンス(笑)」って自信満々に宣伝していた作品を思い出しました。

「消去法で最後に残ったのが、たとえ信じられなくても真実」ってセリフを、犯人以外大体死んで消去されてからドヤ顔で言います。怪しい人物があと2人くらいしか残っていない状態で、1人がもう1人に向かって言うので「それまんまやないか、推理しろよ(笑)」ってなりました。逆にして、犯人が刑事で追い詰め役が主人公だとしても成り立ちそうな決めゼリフです🤣

ゆるゆるでいいなあ。