裏社会の抗争を描いた本格的バイオレンス作品「CONFLICT」シリーズの第四弾。
主演は小沢仁志から本宮泰風にバトンタッチ。
日本最大の関東ヤクザ組織であり、六代目会長・鷲尾一馬（小沢仁志）率いる天道会。
関西のヤクザ・阪王会による襲撃で、鷲尾は銃弾に倒れ、天道会若頭補佐の沖田（本宮泰風）はショックで記憶喪失。
幹部の倉田は刑務所入りし、ついには天道会若頭の伊達が正式に世間に天道会の解散を宣言。
それから３年後、倉田が出所するが、伊達は阪王会の傘下に入り、沖田は記憶喪失のまま。
阪王会は関西経済連合会と結託して関西へのカジノ誘致に成功し、勢力を拡大していた。
果たして天道会の元メンバー達が進むべき道は？
仁義と強い絆で結ばれた男たちの壮絶な生き様が描かれています。
役者さんたちの迫真の演技が素晴らしい。
すみれちゃんは相変わらずの薄幸。
フリー記者である鷲尾の姉による女のけじめも見どころです。
ヤクザ、政治家、警察、経済会をも交えた任侠映画の傑作です。
良く練られたストーリー展開に目が離せず、続編がとても気になります。
「考える必要なんかねぇ 失った時間を取り戻すだけだ！」
2021.12 BS12で鑑賞
