のこ

アマンダと僕ののこのレビュー・感想・評価

アマンダと僕(2018年製作の映画)
4.3
第31回東京国際映画祭の東京グランプリと最優秀脚本賞を受賞したドラマ。
大切な人を失った二人~ある日姉がテロに巻き込まれて亡くなった。
姉と凄く仲が良かったダヴィット(ヴァンサン・ラコスト)は深い衝撃を受け、困惑している中、まだ母親の死を受け入れられない姪のアマンダ(イゾール・ミュルトリエ)のお世話をすることになる。

二人は消えない悲しみ抱えながらも それでも前向いて
一緒に生きて行く!!
しっかりしてそうなアマンダも 7歳!
怖い夢をみたりすると泣きだして~
優しいダヴィッドは子育てなんてしたことがない まだ自分の人生方向はっきりしない頼りない24歳の男性で母親代わりにはなれないけど 一生懸命愛をこめてアマンダのお世話をする。 
彼は本当に愛ある素敵な男性^^ 
ダヴィッドが 一緒にいてお互い耐えられそう~?
今に分かるわ~とアマンダ。
お互いにお互いを必要としていく、人生立ち直っていくその過程に深く感動! 
前半は仲良し姉と弟のパリ街中を競争しながら疾走する 
自転車シーンは爽快で^^(仏人だから自転車あのように走れるけど 車多くてここで事故るんじゃないかと心配しながら観ていた パンクしながら姉は走ってるし~ テロは突然だけど自転車でも事故死ってありえる映画でした パリは行ったことがあるけど人がめちゃ多くて車も)
後半、ダヴィッドは姉の死の現場に近づいていくと母を失ったアマンダは、ダヴィッドが漕ぐ自転車の後部席で彼の背中にそっと頬を押し当てる。
そして気持ちの整理がついた二人は かつての姉とダヴィッドのように 競争しながらアマンダとダヴィッドは駆け抜ける~^^
喜びと悲しみを 自転車レースのように爽やかに描いて!

また7歳のアマンダちゃん 表情が可愛く
応援している選手が絶対絶命のピンチ!!
ラストのテニスの試合観戦時の彼女の顔の表情に
私 めちゃ泣かされました!!
諦めちゃいけない!! ダヴィッドの最高の言葉😊

素敵な作品です。是非劇場でお楽しみください。
のこ

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